【石川】日本三名園のひとつ「兼六園」と江戸時代の風情が残る古都「金沢市」

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日本三名園のひとつ「兼六園」は石川県金沢市にある日本庭園です。 季節ごとに全く違う様子を見せる兼六園は春になると梅、桜、カキツバタが見ごろに。新緑の青々とした緑も絵になります。

9月頃から少しずつ木々が色づき始め、11月に紅葉のピークを迎えます。

夏は温暖な金沢市ですが、冬は雪の多い場所として知られます。それは兼六園の冬の風物詩「雪吊り」に表れます。雪が重しとなって木の枝が折れないよう、枝に縄をかけて支えます。雪吊りは毎年11月頃から、春になる3月頃まで行われます。

また、金沢市は江戸時代に加賀藩の城下町として発展しました。江戸や京につぐ大都市として、多くの人で賑わいました。

現在でも、かつての貴重な文化や庭園を残しつつ、近代的な町づくりや現代アートを取り入れ、日本海側の中心都市としての役割を担っています。

歴史ある風景が見たいなら、江戸から明治の面影を色濃く残す茶屋街がおすすめ。金沢にあるのは「ひがし茶屋街」「にし茶屋街」「主計町(かずえまち)茶屋街 」の3ヶ所。

茶屋街とは舞妓さんや芸妓さんが活躍する花街のことで、常連客からの紹介がないと入ることができません。中を見たい、という方には「ひがし茶屋街」にある「お茶屋美術館」がおすすめ。1820年に建てられた旧中屋をそのまま使い、かつて使われていた道具を展示しています。

金沢で美味しいものを食べるなら、約300年の歴史がある近江町市場へ。

雨でも平気な広い建物内には約170の店が並び、新鮮な魚介類や加工品などを販売しています。海鮮をいただける食事処もありますが、昼時はどこも大混雑。少し早めに行くのがおすすめです。

Information

Access[電車]JR 金沢駅から観光地をめぐる周遊バスが便利
[車]北陸自動車道 金沢西ICから約30分
Websitehttps://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/
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