大分県のほぼ中央に位置する湯布院。「東の軽井沢、西の湯布院」と呼ばれ女性に人気なのは、温泉や自然だけでなくショッピングも楽しめるという理由があります。
湯布院のあちこちから見える、シンボルといえば由布岳。標高1,583メートルの活火山で、山頂が二つにとがっているのが特徴。阿蘇くじゅう国立公園にも指定されています。登山に訪れる人も多く、山頂からは別府湾やくじゅう連山、由布院盆地を眺められます。
旅行客が多く訪れる湯布院の人気スポットといえば「湯の坪街道」です。細い通り沿いには、土産屋、雑貨屋、ギャラリー、カフェやレストランなど、様々な店が並びます。大分ならではの名産品やご当地グルメも多く、若い人からお年寄りまで楽しめます。
なかでも若者に人気なのが湯の坪街道の一角にある「湯布院フローラルヴィレッジ」。イギリスのコッツウォルズ地方を再現した建物に、フクロウやウサギと触れ合えるスポットや猫カフェ、薔薇グッズの店など、素敵な店がそろいます。
湯の坪街道の一番奥にある「金鱗湖(きんりんこ)」は、温泉と冷たい水の両方が湧き出す不思議な池。そのため冬でも温かく、寒い季節の早朝には朝霧が立ち上り幻想的な雰囲気に。夏は青々とした緑が美しく、空を湖面に反射させます。