【茨城】日本ワイナリーの聖地:牛久シャトー

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国指定重要文化財に登録され、日本初のワイナリーである茨城県牛久市の「牛久シャトー」。明治時代の実業家、神谷傳兵衛(かみやでんべえ)が1903年に建てた日本初の本格的なワイナリーの建物群を見ることができます。

建物はフランスに現存したワイナリーをモデルにしており、ボルドー地方の技術を用いて、葡萄の栽培からワインの醸造・瓶詰めの全工程を行っていました。当時の美しく壮麗な姿を今も残している建物や館内は、当時のワイン作りの様子や神谷傳兵衛の熱意を感じとることができます。

 やはり目を引くのは本館です。残念ながら現在は見学することができませんが、レンガ造りの2階建て、地下一階を持つ建物の荘厳さは今でも失われていません。2階には大ホール、貴賓室、洋室などがあり、勝海舟や山岡鉄舟、板垣退助らが訪れました。またドラマのロケ地にもなっており「花ざかりの君たちへ」や「この世界の片隅に」など度々撮影が行われています。

また、「神谷傳兵衛記念館」「オエノンミュージアム」はどちらも無料で見学可能です。

「神谷傳兵衛記念館」では当時のワイン造りの資料を展示しており明治時代から始まったワイン造りの足跡を知ることができます。1階は、創業当時に使われていたホワイトオークの大樽が並ぶ貯蔵庫になっています。2階は当時のワイン作りの工程に使われた機械や写真、ポスターなどが展示されています。地下にも樽がたくさん並べられた貯蔵庫があり、興奮間違いないでしょう。

「オエノンミュージアム」では牛久シャトーを保有しているオエノングループの歴史的資料が展示を見ることができます。商品の歴史や過去に放映されたCMを閲覧することができます。

 ワイン好きやドラマ好きの方にとっては聖地の牛久シャトー。もちろんワインに詳しくない方でも大変興味深く見学することができます。日本のワインの原点となった牛久シャトーにぜひ足を運んで楽しんでみてください。

Information

Access駐車場:有料駐車場あり
アクセス:
[電車] JR 常磐線「牛久駅」下車東口(シャトー口)より徒歩約8分
[車] 常磐自動車道/つくば牛久ICより国道408号線経由 約15分
Business hours10:00 - 16:00
定休日:年末年始
Websitehttps://www.oenon.jp/ushiku-chateau/
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