岐阜県北部、山の谷間に位置する「白川郷」。合掌造りの家が立ち並ぶ世界遺産の村です。季節ごとに変わる村の様子は美しく、1年中多くの観光客で賑わいます。特に人気の季節は紅葉です。山々が赤や黄色に色づく様子は、合掌造りと見事にマッチします。
集落を歩いていると、昔話の世界に入り込んだよう。所々に土産屋やカフェがあり休憩できます。いくつかの住宅は内部見学が可能で、かつて養蚕が盛んだった名残を見ることができます。
白川郷はやはり高台からの絶景がおすすめ。集落の外れ、荻町城跡展望台からは白川郷を一望できます。歩くと登りが続き大変ですが、駐車場からはバスが出ています。春、夏、秋と変わる景色が美しく、冬は一面白く染まります。
一緒に訪れたいのが「白山白川郷ホワイトロード」。白川郷から車で約10分、すぐに料金所が見えてきます。そこからは曲がりくねる山道を登りながら左右にいくつもの滝や絶景を眺められます。特に落差86メートルのふくべの大滝は圧巻。所々に展望台と駐車場があるので、何度も止まりながら絶景に癒されます。
白山白川郷ホワイトロードの最高地点は標高1,450メートル。標高によって紅葉の進み具合が異なる秋は、三段紅葉が見られる人気スポットです。ホワイトロードの終点は、山を抜けた石川県。もちろん同じ道を戻ることもできます。