広島県の南、瀬戸内海に浮かぶ島「宮島」。正式な島名は厳島(いつくしま)ですが「安芸(あき)の宮島」と呼ばれ、日本三景のひとつとして古くから親しまれています。本州側の宮島口からフェリーでたったの10分。船は約15分おきに出ていてアクセスも便利です。
世界遺産「厳島神社」
宮島のシンボルといえば、朱塗りの建物が美しい厳島神社。厳島神社は1996年に世界文化遺産へ登録されました。島から海上に突き出た神社は、まるで海の上に浮かんでいるよう。社殿の先には、海の上に立つ大鳥居。高さ16.6メートル、重さ60トンあり、鳥居の重さだけで海の上に立っています。
厳島神社
アクセス:[電車]山陽本線 宮島口駅または広島電鉄 広電宮島口駅下車、フェリーで10分
[車]山陽自動車道 廿日市ICから10分公式サイト:http://www.itsukushimajinja.jp/index.html
MAP: https://goo.gl/maps/quQn4S6BdzuXeLXR8
紅葉谷公園
宮島は紅葉の名所としても知られています。船乗り場から徒歩約20分、厳島神社から徒歩約5分の山側には「紅葉谷公園」があります。
紅葉は例年11月頃。イロハカエデやオオモミジ、ヤマモミジなど約700本が赤や黄色に染まります。
紅葉谷公園
関連サイト: https://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_momiji.htmlMAP: https://goo.gl/maps/GqTZtLStJskwjweG9
名物グルメ
宮島名物も外せません。広島の県木、紅葉の形をした「もみじ饅頭」(写真左上)。こし餡の入った定番品に加え、チーズ餡、チョコ餡、抹茶餡など味の種類も増えています。アツアツを食べたいのが「揚げもみじ饅頭」(写真右上)は、揚げたてがおすすめ。現地でしか食べられない一品です。
広島は「牡蠣」(写真左下)の生産量が断トツの日本一。宮島の商店街には、生牡蠣をいただける店がいくつもあり、昼時には行列ができるほど。もうひとつのご当地グルメは「あなごめし」(写真右下)。広島県内には専門店もあるほどで、ふわふわのあなごと甘いタレがよく合います。
野生の鹿にはご注意を
最後に宮島で忘れてはいけないのが、野生の鹿です。彼らは古くから島に住んでいます。人にも慣れていて寄ってくることもありますが、餌付けは禁止されています。森で自分で餌を探すことを辞めてしまうからです。地図やガイドブックなど、紙を持っていると食べにくるので気を付けましょう。鹿は触らずに優しく見守ってあげてください。
関連サイト宮島観光協会 https://www.miyajima.or.jp/