【神奈川】鎌倉幕府で栄えた町、古都「鎌倉」

神奈川県東部に位置する鎌倉は、東京や横浜からもアクセス抜群の人気スポット。三方を山に囲まれ、一方は海という風光明媚な場所です。鎌倉時代（12～14世紀）には、鎌倉幕府が置かれ、多くの寺社仏閣を建立。明治から昭和にかけては多くの文筆家が住み、創作活動を行いました。

鎌倉駅の東側にある「鶴岡八幡宮」は鎌倉観光に外せません。鶴岡八幡宮は鎌倉幕府の初代将軍、源頼朝ゆかりの神社。朱塗りの建造物が美しく、源平池や大銀杏など境内には見どころがたくさん。

参拝を終えたら、レストランやカフェ、雑貨店が並ぶ「小町通り」を抜けて鎌倉駅に戻るのは楽しみのひとつです。

鎌倉といえば「鎌倉の大仏」がよく知られます。この高徳院（こうとくいん）にある大仏は、台座合わせて高さ13メートル。国宝に指定されています。胎内拝観と言って、大仏の中に入ることもできます。

鎌倉の移動といえば江ノ島電鉄、通称「江ノ電」。クラシックな車体が、鎌倉駅から藤沢駅を駆け抜けます。鎌倉駅を出発し極楽寺駅までは、ノスタルジックな古都の雰囲気を残すエリア。稲村ケ崎駅から先、江ノ島駅までは爽やかな海沿いを走ります。江ノ電沿線の観光地をめぐるには、1日乗車券が便利。自由に乗り降りできるので、古都と海の両方楽しめます。